平成28年度 決算
今日、二日間にわたる決算の審議が終わりました。
今回の決算を審議するにあたって、いろいろな課を回らさせていただきました。
そして、皆さんの話を聞くことによって、たくさんのことが分かりました。
どの課に話を聞きに行っても、皆さん非常に丁寧に対応してくださり、私のような初心者の疑問にも真剣に説明してくださいました。
本当にありがたかったです。
では、予算決算委員会での審議の時に私が質問したことを少し、書き留めておこうかと思います。
全部で3件質問しました。
衛生費の中の保健衛生のうちの環境衛生費の委託料の中に電気自動車急速充電器保守委託料で約43万円の歳出というのがありました。
これは、田中美術館の駐車場に設置されている電気自動車用の充電器の保守委託料です。
今後は環境にやさしい電気自動車が注目されると思われます。
今の井原市にどれくらい電気自動車が普及しているかわかりませんが、その充電器がどれくらい使用されているのかが気になったので、利用頻度を質問してみました。
すると、1か月あたり、43件から62件の利用があるという回答を頂きました。
1日1.5件から2件といったところでしょうか。
今後は電気自動車が普及率を注視しながら、充電インフラの整備の拡充も考えていただきたいと思います。
ちなみに、この事業は充電インフラ普及プロジェクト支援金として、40万円近くの補助金が支給されていました。
補助金も上手に活用しておられるようです。
次に、商工費の中の商工振興費のイバラノミクスについて質問しました。
予算が約2億9000万円に対し、不用額(使わなかったお金)が約1億9000万円あり、あまりにも使わなかったお金が多かったので質問してみました。
大きいものでは四季が丘団地企業誘致補助金1億円、井原駅前通り賑わい創出事業補助金3000万円等だそうです。
これに対してどのように分析しているのか聞いてみたところ、とくに宣伝不足という事ではなく、また、今までで累計96億円の経済効果がもたらされており、効果としては、十分発揮しているという事でした。
イバラノミクスは井原独自の素晴らしい取り組みだと思います。
どんどん利用者が増えるように内容も精査しながら、さらに地域に発信していただきたいと思います。
最後に、施策の成果にある教育費の中の教育指導で、不登校対策実践研究事業について質問しました。
不登校となる児童を未然に防止するため、5人を配置して、不登校になりそうな児童をケアすることを目的として設置されているようです。
今は5人ですが、いずれは各小学校に1人ずつ配置すること目標としているそうです。
それで、不登校の児童・生徒の人数と、不登校が改善され学校へ再び登校するようになった児童・生徒の人数を尋ねてみまいた。
しかし、不登校になった児童・生徒の人数は把握しているのですが、再び登校するようになった児童・生徒の人数はわからないという事でした。
対策の効果などを検証したりするためにも、登校するようになった人数についても把握しておいた方がよいのではないかと私は思います。
以上、3件の質問をしました。
今回初めて決算書というものをしつかり見させていただきました。
全容を完全に理解するにはまだまだですが、今後も引き続き頑張っていきたいと思います。