2018.11.5 愛媛県西条市視察

愛媛県の西条市に総務文教委員会で視察に行ってきました。

西条市では、「スマートシティ西条」と題して、教育・子育て、健康、福祉、介護に至るまで、すべての分野においてICTを活用しようと取り組んでいます。

そうした中、学校教育においてもICTを活用した取り組みが、いろろいとなされています。

今回、特に気になったのが、バーチャルクラスルームというものです。

これは、学校の教室どうしをモニターとスクリーンでつなぎ、まるで一緒に授業をしているかのように授業を行うというものでした。

少子化による生徒数減少によって発生する少人数クラスの課題を、このバーチャルクラスルームは解消する手段になるのではないかと思います。

このバーチャルクラスルームによって児童たちは、自分たちだけでは出てこないような意見が聞くことができたとか、自分たちだけのクラスの授業よりやりがいや満足度があったなど、多人数ならではの成果を感じているようです。

また、教師らの評価では、クラスの学習規律、コミュニケーションスキル、表現力などが高まったと感じられているようです。

複式学級の解消という点では解決できなかったなど、まだ課題は多くあるかもしれませんが、このように試行錯誤しながら活用していくことで、更なる効果を発揮できるようになるのではないかと思います。

西条市ではそのほかにも、タブレットを導入した授業や、大型スクリーンを活用した授業など先進的な取り組みを行っており、ICTを活用した授業が数多く取り入れられていました。

今後の、井原市のICTの環境整備や指導能力の向上を考えていく上で参考にしたいと思います。

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