2018.12.26 井原市議会議員研修会

今日は、関東学院大学法学部地域創生学科の牧瀬稔さんに
「政策立案と政策提言」
という、講義をしていただきました。
地方自治体の目的は「住民の福祉の増進」にある。となっていますが、向上とはどう意味が違うのか、考えてつけていますか。
ということを、最初に尋ねられました。
増進とは、「物事の勢いなどがいっそう激しくなること。また、激しくすること。」
向上とは、「よりよい方向、すぐれた状態に向かうこと。進歩。」
(いずれもデジタル大辞泉)
という意味だそうです。
井原市議会としては、どちらにするべきかきちんと議論して決めているかどうかわからないので、どちらがより良いか今一度議論するのも良いのではないかと思います。
講義では、議会の役割について、「執行機関の監視機能」「政策の立案機能」があるが、これらの役割を果たしてないことが住民からの不信感につながっているとのことでした。
そこで、井原市議会でも条例を制定してみてはどうかということで、他の市のいろいろな条例についてご紹介いただきました。
そして、条例作成のノウハウについてもお話しいただき、大変参考になりました。
ぜひ、議会からの条例制定の提案をしてみたいと思いましたので、今後研究していきたいと考えています。