2018.6.14 一般質問
一般質問、二日目には「田中美術館の新館建設について」質問しました。
今年度より、2020年の平櫛田中先生生誕150周年に合わせて、田中美術館・市民ギャラリーを一体的に整備する田中美術館新館建設事業に着手することになっています。
そこで、今後どのように建設を進めていくのか、また、内容はどのようになるのかが気になったので、質問させていただきました。
建設の予定は、
2018年度(今年度)、基本設計
2019~2020年度、詳細設計
2021年度より、解体・建設
2022年度、完成予定
だそうです。
現在プロポーザル方式で、設計業者を選定する予定で、6月15日その締切となっているそうです。
その企画提案の審査会を6月29日に行うそうです。
私がまず、疑問に思ったのはプロポーザルの前に市民の意見を求ていないところでした。
設計業者の企画提案が決まった後で、市民の要望を聞くのでは、市民の取り入れられる意見や要望が制限されると思います。
できれば、白紙の状態で、市民の声を聴いていただきたかったです。
今後、どのような団体に意見を聞いていくかということを検討されるようですが、市民の意見をしっかり聞いて、進めていただきたいです。
つぎに、田中美術館新館の予算とコンセプトを聞きました。
予算は13億円を限度として、
コンセプトは、
田中先生の偉業を後世に伝えていく
井原市のシンボル
市民の憩いの場
国内外に誇れる美術館
ということでした。
私は、この市民の憩いの場として整備するということが重要だと考えています。
普段から、「誰もが気軽に訪れる憩いの場」となれば、人の流れができ、周りの店も活気づき、地域が活性化すると考えるからです。
ただ、それも市民アンケートなどの徹底的なマーケティング調査が必要であると考えています。
市民や利用者のニーズを的確に把握することで、この田中美術館の新館建設事業を成功に導いてほしいと思います。
誰もが立ち寄れる憩いの場なら、市民の方々の意見は絶対に聴いておかないといけないですよね。
もっとこんな風にとか、ここをもっとこうしとけばと言う要望が後から出て来るようであれば、このプロジェクトは所謂、本末転倒ですよね。
たしかに、その通りす。
今後、どれだけ要望を聞き入れてくれるのかがポイントだと思います。