2018.11.21~22 井原地区清掃施設組合視察研修

岡山県井原地区清掃施設組合議会の先進地視察研修で、豊中市伊丹氏クリーンランドと東大阪都市清掃施設組合第5工場を視察してきました。
どちらの施設も共通して感じたことは、どちらも排ガスはとてもきれいにして排出していたことです。
また、ごみの収集所のにおいの対策もよくできており、ごみの搬入を行うプラットホームでさえもにおいがしないとのことでした。
発電も両施設ともおこなっており、施設内の電気はすべて賄っており、かなりの量を売電できているようでした。
どちらの施設も新しく、これからのごみ焼却施設はこのようになるのだなと感心しました。
豊中市伊丹氏クリーンランドでは、「森の中の再生工場」というコンセプトで作られており、特に煙突が外からわからないような作りになっているのには驚きました。
また、資源物の手選別業務に障がい者の方を雇用しておられているところも、障がい者の雇用の創出につながるよい取り組みだと思います。
東大阪都市清掃施設組合第5工場はその横に第4工場と今廃止となっている第3工場があります。
次の第6工場は今の第3工場を取り壊して建造するようで、3つの施設が順繰りに新しく建造されるそうです。
これもまた、次の建設場所を考えなくてよいという意味では、すごく合理的な考え方だと思います。
今後の清掃施設建設においての考え方として、非常に参考になりました。