2018.1.22 井原市明るい選挙推進大会

今日は、明るい選挙推進大会に出席しました。

今年は岡山県議会議員選挙と参議院議員選挙が行われます。

話を聞いていて驚いたのですが、県議会議員選挙は昭和26年には88.43%も投票率があったようです。

それが、昭和40年代からは70%、平成になってからは60%、そして、前回ではなんと44.79パーセントまで下がっているとのことです。

こんなに少ないというのは、ゆゆしき事態だと思います。

去年行われた衆議院議員の投票率でみると県全体の投票率が50.09%でしたが、特に18・19歳の投票率が35.87%、20~29歳の投票率が28.13%、と特に低いことがわかります。

これに対して、県の選挙管理委員会も啓発活動を頑張っているようです。

期日前投票や学校への選挙出前授業、18歳未満までの子どもと一緒に投票所に入ることができるようにした、など行っているそうです。

特に、子どもと一緒に投票所に行くというのは有効なようで、子どもの時に親と一緒に投票所へ行ったことがある人とそうでない人とでは、選挙に行ける年齢になってからの投票率に20%以上の差が出ることがわかっているそうです。

皆さんも、子連れで選挙に行くようにしていただけると、良いようです。

ただ、私は若い世代が投票に行くようになるにはもう少し別のことが必要だと思います。

若い人が政治に興味を示さないのは、自分たちが1票くらい投票したからといって何も変わらないと感じていることが一番の原因だと思っています。

自分の1票が必要とされているという状況でなければ、投票に行かないのではないでしょうか。

この状況を作り出すためにどうすればよいかということは、なかなか難しいとは思いますが、若い人たちが自分たちの考えを政治に反映しようというグループ作りができたならば、投票率は上がると思います。

そのためには、やはり、学生時代からの教育が重要となってくるように思います。

今も、選挙の出前講座や模擬投票などが行われていますが、もっと主権者教育というものに力を入れ、それこそ試験を行い、成績をつけるほどの充実した内容で行う必要があると考えます。

それがひいては、質の高い政治につながり、今後の日本の発展に寄与するのではないかと思います。

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